コロナ禍
緊急事態宣言下で大好きな東北へも行けず…(;_;
気分転換に密を避けて地元千葉の首都圏自然歩道を歩きに行ってきました。
今日のコースはこちら。
首都圏自然歩道08(大網白里市HPより)
首都圏自然歩道01



















昔はオフシーズン(冬場)に歩きに行っていた首都圏自然歩道。
前の記録を見たら2015年の1月11日が最後だったので6年位前。
家にジッとしていたら月曜鬱になりそうなので起きたら早速準備して電車に飛び乗りました😉

9:15 JR外房線 土気駅着
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駅前にもちゃんと首都圏自然歩道の案内板が設置されています。
どれだけの人がこの存在を意識しているのか。
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道標
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コース上では寺社仏閣がポイントになっています。
縣神社(あがたじんじゃ)
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お参りを済ませて
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このあと道を誤りコースアウトしてしばらくグーグルマップを参照しながら彷徨う(^^;
なんとかコース上の次のポイントである
八坂神社
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コースに戻ったので安心して先へ
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この日はとても暖かく のどかな千葉県です。
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なぜか道標の「雄蛇ヶ池」だけ先ほどから字が薄くなっている。
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雄蛇ヶ池(おじゃがいけ)到着…時間は忘れました(^^;
釣りのスポットにもなっているので釣り人がそこここに。
ここはコロナの喧騒は関係なさそうな静かな空間が漂っていました。
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雄蛇ヶ池がその形状から「房総の十和田」…と言われている?というのを今日初めて知ったが、ちょっと本家に申し訳ないかな(^^;。
…あ、でものどかな良い場所ではあります。
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次なるスポットへ
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首都圏自然歩道にはコースごとに写真撮影ポイントがあります。
そのポイントで自分も納めた写真を撮って千葉県環境生活部自然保護課に提出すると踏破証と記念バッジがもらえるそうです。
踏破記念制度
ここが今日の撮影ポイントの雄蛇ヶ池解説標識。
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千葉県も結構広いですね。
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法光寺
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今日は暖かく…暑いくらい。
梅の花もこんな状態に。
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このコースの終着点である東金駅が標識に登場してきました。
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日吉神社
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この後は八鶴湖経由して東金駅を目指します。
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結構遠くに来たような気分を味わえるロケーションです。
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八鶴湖

…湖。先程の雄蛇ヶ池と較べてみるとこちらが池というくらいの大きさです。
春には桜の名所にもなっています。
池の向こうに見える高校は東金高校。
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東金駅に着いたら甘いものでも…と思っていましたが、コロナ禍による緊急事態宣言のせいなのか、そもそも駅前がシャッター商店街なのか閑散としています。
元は旅館だったのかな?というような佇まいの建物。
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14:45頃 東金駅到着しました。 DSC_1643






















土気駅から東金駅まで約30,000歩でした。
今日は歩いてスッキリしました。
コロナ禍のもと&仕事上でのストレスも重なり自宅にいたら自分が押しつぶされそうに感じたので朝飛び出ました。
私はよくネガティブな想いが浮かんでくると自分の脳みそのスミからスミまで消しゴムで消し去るイメージを思い浮かべるようにしてみるんです。
すると、そこに気持ちや想いを集中するせいか胸騒ぎもス〜っと引いていくのです。
今日は歩きだしではところどころで色々気掛かりな事を思い出してました。
でも、途中地図を見ながら、迷いながら、歩いているとそれに集中するせいか徐々に頭に占める想いの割合が変わってきました。

ちょうど消しゴムで負の概念を消していく時のように…。
そして暖かく長閑な風景に癒されながら気分が晴れやかになっていくのが実感できました。

なにか大きなストレスを抱えると次の行動や新しい事に着手する意欲が失われてしまいます。
どうしてもそうなりがちなのは仕方ないことですね。
でも、そうしてジッとしていると負のスパイラルに陥ってしまいます(;_;

テレワークも効率がいいような部分もありますが、このスパイラルに歯止めが利かなくなる恐れも大きいですね。

天気もいいし、暖かい。
よし!
密を避けて郊外へ歩きに行こう!と飛び出してよかったです。
緊急事態宣言下の千葉県。
皆さん、家で過ごしましょう…という中で不謹慎かもしれませんが。

以前に読んだ「ウォーキングセラピー」という本。,

私にはとても共感する部分が多い本でした。
その中で一番好きな一節をご紹介します。

「個人的には雨に濡れるのを気にせず歩くときや、顔に風を感じながら歩くときに、自然とのつながりを感じます。」

「皆さんにも、自然の中でこうした感覚を味わう瞬間があるのではないでしょうか?たとえば、鹿や珍しい猛禽類などの動物を見かけたとき、ウォーキングの途中で誰かに会って、相手の笑顔や振る舞いに心が温かくなったとき…。セラピーの世界では「魂の出会う瞬間」と表現したりもしますが、私にとっては「つながり」の方がしっくりきます。」

「ストレスを感じるとき、あなたは目の前の自分に向き合えず、人生のさまざまな側面とのつながりも薄れてきます。自然の中を歩くことで、ストレスが大幅に軽減し、ありのままの自分と向き合う力が強まり、つながりの感覚が強化されます。」

この236ページに書かれているこの部分。
私が房総半島半周歩いてきたとき。
それと、八戸から犬吠埼灯台までの160万歩歩いてきた中で感じてきたことをずばり表現してくれています。

前日までクヨクヨ、ビクビクしていたことが歩いているうちに突然に乗り越えられる!と何度も勇気をもらいました。

そして東北から地元千葉までの太平洋沿岸部を歩いてきた中で不思議なくらいにたくさんの繋がり、ご縁に恵まれて我が人生が計り知れないほど豊かなものになりました。
この中で得たたくさんのご縁…という宝物があれば、日々のストレス等、小さいことに思えてきます。

でも毎日そのストレスを浴びていると豊かな発想をする気持ちが徐々に消されてしまします。

しかしながら、外に出て自然の風を感じることで、この気持ちを取り戻すことができます。

その大切な自然や人との繋がりが現在はコロナ禍のために閉ざされてしまっていますが、今日は密を避けつつ疎の中で暖かな陽ざしと緩やかな風と匂いに包まれつつ3万歩歩いてきて明日の勇気を得ることができました。

歩くだけなら予約もいりません。
向かう場所だけ決めて踏み出すだけ。

今日は少し自分を取り戻す事ができました。
明日からまた頑張れそうです