前回8月八戸市 蕪島〜八戸線大久喜駅 から続く
季節感溢れる梅朝さんの投稿記事が続いておりましたが
元気座からの記事にて失礼します(^_^;)
8月から開始した『東北太平洋沿岸ウォーキング』ですが、生憎の大雨に
襲われてしまい予定よりも進む事ができませんでした…
ので、この9月の連休を使って再チャレンジしてまいりました。
これまでの海沿いウォーキングで必要となるツールは
大体把握してきたつもりでしたが、今回は『懐中電灯』の必要性を痛感しました。
理由は後程
早朝の新幹線に乗り、10時過ぎに八戸着。
前回、辿り着いた八戸線大久喜駅へ向かう電車の時間までは
2時間ほどもあるため、その前に気になっていた八戸の櫛引八幡宮へ。
季節感溢れる梅朝さんの投稿記事が続いておりましたが
元気座からの記事にて失礼します(^_^;)
8月から開始した『東北太平洋沿岸ウォーキング』ですが、生憎の大雨に
襲われてしまい予定よりも進む事ができませんでした…
ので、この9月の連休を使って再チャレンジしてまいりました。
これまでの海沿いウォーキングで必要となるツールは
大体把握してきたつもりでしたが、今回は『懐中電灯』の必要性を痛感しました。
理由は後程
早朝の新幹線に乗り、10時過ぎに八戸着。
前回、辿り着いた八戸線大久喜駅へ向かう電車の時間までは
2時間ほどもあるため、その前に気になっていた八戸の櫛引八幡宮へ。
安全祈願を済ませ恒例の『勝守』を購入!
国宝の鎧兜等を見学した後、八戸駅へ戻り、昼食を取り
八戸線で大久喜駅を目指します。
八戸12:19発で12:56大久喜駅着
8月にも来たばかりですので、記憶に新しい風景ではありますが、
その時とは打って変わって周辺は涼しい空気に包まれていました。
さて、スタート!
前回は大久喜漁港で切り上げ駅に向かいましたので、漁港を
目指します。
なるべく浜辺を歩きます。
岩場をクリアするのも楽しみの一つ。
なのですが、残念ながら不可能なところもあり…
こういう場合は、やむを得ず道路を歩きます。
曇り空なのが残念
ここは行き止まり????
と思うようなところもありますが歩みを進めると、…
その先に道が現れることもあり「よし!」と思います。
先を目指します。
階上(はしかみ)灯台が見えてきました。
…というともうすぐ県境、岩手県目前。
海沿いを歩いていると、特に
「ようこそ岩手県へ」
みたいな標示はなくて気が付いたら
角の浜漁港に辿り着き、既に岩手県入りしてました
ここは通過できるかな?と思いましたが打ち上げられた海草と海水が歩道を占拠…
茶色く見えるのがその部分。
ちょっと状態も悪く、腐敗していて悪臭もしています。幾分躊躇いましたが、途中までチャレンジ。
しかし滑って転んではニオいから何から大変な事になりそうだったので、ここの先を歩くのは断念しました…
迂回して県道の247号線へ出て南へ向かいます。
途中 種市高校が右手に現れてきました。「潜水実習棟」なるものがあって凄いなぁ…と感心。
道路沿いの告知板にはスキューバ体験教室なんてものもあって。
そういえば、この周辺は、海草がとても繁茂(というのでしょうか?)
しているようでした。
押し寄せる波が引くときにシュワーーーー!というような音がするのですが、これは海草?それとも浜の砂利のせい?と不思議に思いながら歩いていました。
駅で言うと平内辺りを過ぎたところでしたでしょうか…
凄く立派な防波堤が続いていました。
これだけ大きいものがあれば…と簡単に連想してしまいましたが、聞くと、震災の時はこの防波堤のギリギリまで津浪が上がってきたのだとか…
想像を超える脅威を改めて実感しました。
そうこうしているうちに午後も4時を回ってきました。8月とは違い、大分夕方の雰囲気。
少し靴も合わなかったのか、足の指先に痛みを感じても来ました。
歩数にしてここで21,000歩ほど。
今日の宿を探さなければ…と思い、種市駅周辺へと向かうことにしました。
この大きな防波堤の水門をくぐり駅周辺を目指します。程なく交番が見えてきたので、交番で尋ねる事にしました。
観光協会でもないのに、本日の宿探し…交番の警察官の方にとても親切にご対応いただきました。
…が、残念ながら近くの宿は数も少なく、更に改修中や満室とかで結局見つからず
海沿いではなく、山合いに「大谷温泉」という宿をネットで発見。
先ずは電話。
「お部屋は空いていますが、素泊まりになってしまいますが…」
今回はもしかしたら野宿もあり?と想像してはいましたので、とにかく建物で休ませてもらえる
ものならばこれ以上有り難いものはない!という事で予約を済ませましたが、周辺へ向かうバスも今日はないとのこと。
さて、どうやって行こうか?とまたお巡りさんに質問。
「歩いて行ったことがないので、わからないけど1時間くらいかな…」
ということ。
その時の時間は5時過ぎ。
「まぁ元々歩く旅ですし、これから1時間で着けばまだ明るいうちに着くでしょうから、足で行きます!ありがとうございました!」
と交番を後にしました。
海沿いウォーキングですが、山へ向かうのもまた面白いかも!
なんて考えながら、新たな目標を抱きつつ足の指先の痛みも右太ももの張りも忘れながら再スタート。
途中、立派な球場が見えてきました。
オーシャンビュースタジアム
野球好きの私としては、良さげな球場の登場に惹かれずにはいられません。
写真の通り、少し薄暗い感じではありますが、まだ、少し寄り道して写真撮影しているだけの余裕がこの時はまだありました…が
徐々に暗くなってきます。
30分もしたら、道路はこうなりました^^;
予定の1時間歩いても、宿どころか建物すら見えてきません。
街灯も、ほとんどないため、あたりは真っ暗に…
Ipod totchの画面の灯りが唯一の頼り…
足元だけはうっすらと見える状態。
…ほんとに辿り着くのかな〜…
着けば笑い話にできるけど…
辺りではフクロウらしき鳴き声も聞こえてきました。
時折、車が通過します。
そのライトが通り過ぎた後は、数秒、目が見えなくなるのでなるべく見ないようにしました。
車の方も暗闇に突如現れる歩行者の姿にきっと驚かれていたのではないか?と思います(笑)
電池切れになりませんように…
と祈りながら歩きます。
先ほど交番で「何かあったら電話を…」とおっしゃってはいただきましたが電話も思いっきり圏外
不安な気持ちで歩きながら1時間半ほど歩いた頃、遠くに点滅する電光看板が見えてきました。
もしや・・・?
ほんとに周りは真っ暗。
こんな状態にしか見えませんが、確かに「大谷温泉」の文字が
感動!
ただし2Kmの文字。
単純計算でまだ30分くらいはかかるわけです。
足指も痛けりゃ、太股の張りもずいぶん感じてきました。
余計に暗い道を進んでいきます。
後、2kmを前にして辿り着かない…なんて事も頭をよぎりました。
しかし間もなく次の看板が見えてきました。
これで一安心。
ここで歩数チェック。
本日のトータル36,132歩。
宿にたどり着くまで15,000歩程追加^^;
後は、途中コンビニも何もお店ありませんから夜ごはんの心配だけです。
着いたら、白いご飯だけでも結構ですので…とお願いしてみようと
思いながら歩いていました。
大谷温泉と書かれた入口から入り、温かくお出迎えいただきました。
経緯をお話しして、この時間に歩いてきたということに驚かれました(笑)
先ずはお部屋にご案内いただき、一休み。
そしたら、なんと、特別に定食を準備していただけました!
残り物で…とおっしゃっておられましたが、山海の素材を
使ったおかずがたっぷりで食べきれないくらいでした。
(写真を取り忘れました…残念)
食事の後に、お風呂へ。
こちらは元々公衆浴場になっていて、お仕事帰り風の
地元の方々に親しまれている様子で、賑わっていました。
言う事を聞かなくなった脚をお湯につかりながら
休ませてもらいました。
…私には少々熱いお湯で長くは入っていられませんでしたが。
部屋に戻り、火照った脚をクールダウンさせながら
いつしか眠ってしまいました。
夜中に強い雨の音で目が覚めました。
つくづく、この宿に辿り着いて良かったなぁ…と安堵し
この日は気持ちよく休ませていただきました。
ありがとうございました
2日目【岩手県 種市〜久慈】~へ続く
http://genkiza.blog.jp/archives/52351561.html
国宝の鎧兜等を見学した後、八戸駅へ戻り、昼食を取り
八戸線で大久喜駅を目指します。
八戸12:19発で12:56大久喜駅着
8月にも来たばかりですので、記憶に新しい風景ではありますが、
その時とは打って変わって周辺は涼しい空気に包まれていました。
さて、スタート!
前回は大久喜漁港で切り上げ駅に向かいましたので、漁港を
目指します。
なるべく浜辺を歩きます。
岩場をクリアするのも楽しみの一つ。
なのですが、残念ながら不可能なところもあり…
こういう場合は、やむを得ず道路を歩きます。
曇り空なのが残念
ここは行き止まり????
と思うようなところもありますが歩みを進めると、…
その先に道が現れることもあり「よし!」と思います。
先を目指します。
階上(はしかみ)灯台が見えてきました。
…というともうすぐ県境、岩手県目前。
海沿いを歩いていると、特に
「ようこそ岩手県へ」
みたいな標示はなくて気が付いたら
角の浜漁港に辿り着き、既に岩手県入りしてました
ここは通過できるかな?と思いましたが打ち上げられた海草と海水が歩道を占拠…
茶色く見えるのがその部分。
ちょっと状態も悪く、腐敗していて悪臭もしています。幾分躊躇いましたが、途中までチャレンジ。
しかし滑って転んではニオいから何から大変な事になりそうだったので、ここの先を歩くのは断念しました…
迂回して県道の247号線へ出て南へ向かいます。
途中 種市高校が右手に現れてきました。「潜水実習棟」なるものがあって凄いなぁ…と感心。
道路沿いの告知板にはスキューバ体験教室なんてものもあって。
そういえば、この周辺は、海草がとても繁茂(というのでしょうか?)
しているようでした。
押し寄せる波が引くときにシュワーーーー!というような音がするのですが、これは海草?それとも浜の砂利のせい?と不思議に思いながら歩いていました。
駅で言うと平内辺りを過ぎたところでしたでしょうか…
凄く立派な防波堤が続いていました。
これだけ大きいものがあれば…と簡単に連想してしまいましたが、聞くと、震災の時はこの防波堤のギリギリまで津浪が上がってきたのだとか…
想像を超える脅威を改めて実感しました。
そうこうしているうちに午後も4時を回ってきました。8月とは違い、大分夕方の雰囲気。
少し靴も合わなかったのか、足の指先に痛みを感じても来ました。
歩数にしてここで21,000歩ほど。
今日の宿を探さなければ…と思い、種市駅周辺へと向かうことにしました。
この大きな防波堤の水門をくぐり駅周辺を目指します。程なく交番が見えてきたので、交番で尋ねる事にしました。
観光協会でもないのに、本日の宿探し…交番の警察官の方にとても親切にご対応いただきました。
…が、残念ながら近くの宿は数も少なく、更に改修中や満室とかで結局見つからず
海沿いではなく、山合いに「大谷温泉」という宿をネットで発見。
先ずは電話。
「お部屋は空いていますが、素泊まりになってしまいますが…」
今回はもしかしたら野宿もあり?と想像してはいましたので、とにかく建物で休ませてもらえる
ものならばこれ以上有り難いものはない!という事で予約を済ませましたが、周辺へ向かうバスも今日はないとのこと。
さて、どうやって行こうか?とまたお巡りさんに質問。
「歩いて行ったことがないので、わからないけど1時間くらいかな…」
ということ。
その時の時間は5時過ぎ。
「まぁ元々歩く旅ですし、これから1時間で着けばまだ明るいうちに着くでしょうから、足で行きます!ありがとうございました!」
と交番を後にしました。
海沿いウォーキングですが、山へ向かうのもまた面白いかも!
なんて考えながら、新たな目標を抱きつつ足の指先の痛みも右太ももの張りも忘れながら再スタート。
途中、立派な球場が見えてきました。
オーシャンビュースタジアム
野球好きの私としては、良さげな球場の登場に惹かれずにはいられません。
写真の通り、少し薄暗い感じではありますが、まだ、少し寄り道して写真撮影しているだけの余裕がこの時はまだありました…が
徐々に暗くなってきます。
30分もしたら、道路はこうなりました^^;
予定の1時間歩いても、宿どころか建物すら見えてきません。
街灯も、ほとんどないため、あたりは真っ暗に…
Ipod totchの画面の灯りが唯一の頼り…
足元だけはうっすらと見える状態。
…ほんとに辿り着くのかな〜…
着けば笑い話にできるけど…
辺りではフクロウらしき鳴き声も聞こえてきました。
時折、車が通過します。
そのライトが通り過ぎた後は、数秒、目が見えなくなるのでなるべく見ないようにしました。
車の方も暗闇に突如現れる歩行者の姿にきっと驚かれていたのではないか?と思います(笑)
電池切れになりませんように…
と祈りながら歩きます。
先ほど交番で「何かあったら電話を…」とおっしゃってはいただきましたが電話も思いっきり圏外
不安な気持ちで歩きながら1時間半ほど歩いた頃、遠くに点滅する電光看板が見えてきました。
もしや・・・?
ほんとに周りは真っ暗。
こんな状態にしか見えませんが、確かに「大谷温泉」の文字が
感動!
ただし2Kmの文字。
単純計算でまだ30分くらいはかかるわけです。
足指も痛けりゃ、太股の張りもずいぶん感じてきました。
余計に暗い道を進んでいきます。
後、2kmを前にして辿り着かない…なんて事も頭をよぎりました。
しかし間もなく次の看板が見えてきました。
これで一安心。
ここで歩数チェック。
本日のトータル36,132歩。
宿にたどり着くまで15,000歩程追加^^;
後は、途中コンビニも何もお店ありませんから夜ごはんの心配だけです。
着いたら、白いご飯だけでも結構ですので…とお願いしてみようと
思いながら歩いていました。
大谷温泉と書かれた入口から入り、温かくお出迎えいただきました。
経緯をお話しして、この時間に歩いてきたということに驚かれました(笑)
先ずはお部屋にご案内いただき、一休み。
そしたら、なんと、特別に定食を準備していただけました!
残り物で…とおっしゃっておられましたが、山海の素材を
使ったおかずがたっぷりで食べきれないくらいでした。
(写真を取り忘れました…残念)
食事の後に、お風呂へ。
こちらは元々公衆浴場になっていて、お仕事帰り風の
地元の方々に親しまれている様子で、賑わっていました。
言う事を聞かなくなった脚をお湯につかりながら
休ませてもらいました。
…私には少々熱いお湯で長くは入っていられませんでしたが。
部屋に戻り、火照った脚をクールダウンさせながら
いつしか眠ってしまいました。
夜中に強い雨の音で目が覚めました。
つくづく、この宿に辿り着いて良かったなぁ…と安堵し
この日は気持ちよく休ませていただきました。
ありがとうございました
2日目【岩手県 種市〜久慈】~へ続く
http://genkiza.blog.jp/archives/52351561.html
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