12d0f8f1.gif●2人だけで審判をする。
アメリカマイナーリーグでは、レベルによって審判員の人数が違う。1番下のルーキーリーグとその上のシングルAクラスでは、2人で全てを判定しなければならない。その上のダブルAとトリプルAでは3人、メジャーリーグで始めて4人の審判で判定できるようになる。
当然、2人で判定するということは、1人の責任分担が増えるということになる。運動量もかなり激しい。かなり大変である。しかし、2人で審判をすることを経験することによって審判として必要な能力が必然的に鍛えられるのである。メジャーの審判を目指す我々にとって必ず通っていかなければならない“試練の場”ということになるであろう。
まず、球審を担当する頻度が非常に高く、メジャーに上がるまでに経験できる実践の数(球審を担当する試合数)が全く4人で審判をする場合と違ってくる。現在も2日に1度のペースで球審をしているので、39歳の自分の身体には、少々こたえる。せっかく与えられた実践の機会を無駄にしないように毎試合集中して球審をしていきたい。